四ヶ月ぶりの再会は良いも悪いも私を大人にしてくれた。更新しました！

金曜日に突然の『会いたい』メールを出して、思いがけないG君からの返信。
『帰って落ち着いたらメールするから』
そのメールは思いのほか早くきました。

『今、帰りの新幹線の中だよ』

ちゃんと、返事くれた・・。
そのことにまずびっくり・・笑

『お疲れ様。　○○駅まで迎えに行こうか？』
と、送信。
『帰りは△△まで車だから大丈夫だよ　ありがとう』
がくっ。。

でも、今日を逃したら会えなくなりそうだったから思い切って聞いてみた。

『今日は会えない？』

ドキドキドキドキ・・・

『いいよ』

久々に気分が高まった。　あんなに会いたかったG君。
今日会える。
思ったより新幹線も早く着くようなので
急いで準備をしてG君の元に向かった。

この間、彼と買い物をしていて一目ぼれしたワンピース。
今日は暖かかったし、着ていこうかな・・とも思ったけど
何となく申し訳なく思ったのでやめた。
この思いが、後々の今の自分を気付くきっかけになる。。

G君を迎えに行く車の中でずっと聞いてたyuiの『TOKYO』
すごく心に染み入った。
いつものように迎えに行くと、立ってた。
変わらないG君。　ちょっと涙が出そうだった。

最近の近況を話すG君。　すごく饒舌。色んな話をする。
行きつけのホテルはこの4ヶ月で改装されてて、二人で驚いた。
大好きなおっきいジャグジーは無くなっちゃったのかな？？
と心配すると、変わったのは外観だけで中身は一緒だった。
大好きな大きいお風呂の部屋にする。

エレベーターに乗ると・・・。
ドキドキして、まともに顔が見れなかったので、前を向いてた私

いきなり抱きしめられて、キスされた。
壁に押し付けられて、振りほどけないほど強く押さえつけられて・・。

（ええええ〜〜〜！！！？？）
びっくりだった。　こんなに感情をむき出しにしたとこ見たこと無かったし。。。。
部屋についてもいきなり抱きついてきて、脱がせにかかるのでちょっと待って！！と押さえるのに必死。。。(ーー;)
思春期の中学生か・・ってくらいです。

でもちょっと切なくなった。
（ああ、きっとエッチがしたかったのかな・・）とも思えたから。。。
ブルーになりながらも、G君から逃れお風呂にお湯をはる。
戻ると、タバコを吸って落ち着いた様子のG君。

テレビ見ながらあ〜だこ〜だ言って話す。

やっとちゃんと顔を見た・・。
きゅ〜〜ん・・。やっぱりタイプ。かっこいい・・。うう・・
G君もカオをじっと見つめたり、笑ったり。なんだかいつもと違う感じ。。。なんだろう・・。

ゴメンナサイ。今日はここまで・・
まだ少し続きます＾＾

続きです
一緒にお風呂に入る。
ほ〜んとにひろ〜いお風呂なので、（優に四人は入れます）
引っ付かないでも入れる。
久々のため、ちょっと照れる私・・。
少し離れて入水。

でも、ぐいっと引っ張られる。
おおっと。どうした　どうした　G少年。
いちゃいちゃ風呂は楽しいな＾＾
でも、いちゃいちゃに歯止めが利かなくなってきたので
上がる。　ちょっとぐったり・・＾＾；

お布団にもぐりこむと、テレビを見だすG君。
自由奔放過ぎだろ　オイ。。。
同じA型とは思えないラフさ加減です。

でも、すぐその気になって・・。
『もう、だめ・・。』　そうだよね。久々だし・・笑
いいよ。気持ちよくなってくれれば。
それが嬉しい。　私を抱きここちがいいと言ってくれたのは
G君だもの。

さくっと一回戦目終了。
また、いちゃいちゃしながら、山のこととか仕事のこととか話す。

さすがに次の日仕事なので、時間は気になり風呂へ。
でも、G君はもっとゆっくりしたい様子。
そんなこんなで二回戦。

お風呂で私は改めてG君の一面を見た。
自分のことについて語りだすG君。

・友人は少なくても本当に分かってくれる人だけいればいい。
・俺は頑固で、こうと思ったら曲げられない。
・人づきあいが苦手だから、山で暮らしたい。
・女の面倒なのは嫌い
・物事を広く捉えられない。

コレだけ見ても真面目の塊。

とにかくいろーーんな話をマシンガントークしてきた。
きっと疲れや鬱憤が溜まっていたんだと思う。

今まで言われないようなことも言ってきた。

・こんだけ気楽に付き合えるのはほかにいないかも。
・彼とは上手くいってないの？
・すっぴんだと幼くて可愛い　←今まで可愛いなんてまず言われ　なかった・・。
・ドキドキする。今頃？？
・女の子だって分かってるけど、仲のいい友達と感覚がダブル。

今まではほんとに私には関心が無かったように感じていたので、
結構自分に目を向けられると恥ずかしくなった。

結局、一時間以上浸かってた。さすがにのぼせた・・・
エッチすれば落ち着くだろう・・と思ってたけど、結構いちゃいちゃするし、帰りたがらない。
なんなんだ？？
分かんない・・。

でも一つだけ分かった。
私が捨てられそうな犬みたいな目でG君を見なくなったこと。
側にいたい　側にいたいオーラを出さなくなったこと。
それを感じ取ったのかな・・。
今までG君　G君　だったのがちょっと落ち着いてしまったことが少し焦りになったのかな・・。

でも、この四ヶ月は私を冷静にさせた。
なりふりかまわず、追いかける気持ちはもう無くなってしまったのだ。
前ほどの感情はもうない。

帰りの車の中でそう確信してしまった。

一緒に話していても、この人はこうなんだろうな、ここはついていけないかも、ここはやっぱり素敵だな。って冷静に分析していた。

G君は結構もろいタイプかもしれない。
人一倍臆病なのかもしれない。

G君の人間くさい面も見れた気がする。
以前の私だったら、無条件でG君を受け入れていただろうが、
これは一緒になったりしたらちと大変かも・・。
と思ったりもした。

そのくらい、他人にも自分にも厳しい意見を言ってた。
『俺は曲がったこと大嫌いだから』
そう言い放つG君が少し恐かった。
もちろんそう言うG君本人は一番自分に厳しいので一方的な意見ではないのはちゃんと分かってる。
でも、『遊びが無い』っていうのか・・。
常に糸がぴんっと張ってる状態なのが気にかかる。

これは付き合ってく女の子大変かも・・・。

帰りの車の中ではなごり惜しそうにしてくれる。
『また。会おうね』　
の言葉をぐっと飲み込んで、『おやすみ』と伝える。

帰り道は死ぬほど眠かった。。
でも、胸は苦しくならなかった。

ワンピースは彼との次のデートで着よう。
そう思えた再会だった