開けた道

2008年12月21日 珀のこと
彼とくだらない喧嘩をしました。

ほんっとくだらなくて書く気も起きないような。

しかし、そこから別れ話にまで発展。
拍子抜けなくらい。

でも、そんな事で別れるならそれまでの二人なんだろうと思った。
お互いに。

こんなことでいがみ合ってるようじゃ、とてもじゃないけどやっていけないと。



別れは電話でもいいやと半ば投げやりな私と。
ちゃんと会って別れようという彼と。




もともとデートの約束だった日曜日に、新宿で待ち合わせ。




12月とは思えない暖かい日に。
美しい公園で話し合い。


私は想定してた。

俺様発言の多い彼のこと。



「俺の考えについて来れないなら仕方ないんじゃない?」


そんな事を言われるんだろうと。
ちょっと合わないかも・・っていうの事に目をつぶっていた自覚はあったから、
その一つ一つに目を向けたら、別れはそれほど怖いものじゃなかった。



駅で待ち合わせた私は深いため息をついた。
改札が二箇所あるから、仕方なく彼に連絡をした。

思ったよりも明るい声にちょっとホッとした。


公園の日が当たるベンチで色々話した。







彼は優しかった。

振り返ると自分は子どもだったと。
カオの上を歩いていると思っていたけど、実は手を引いてもらっていたのは俺のほうだったと。
もう少し、自分の考えを改めないといけない。
カオを幸せに出来る資格が無い気がする。




反省を謝罪のオンパレード。



昔の私だったら。

「そんなことないよ。私も駄目駄目だったし。」
「二人でまた頑張ろうよ!」


そんな風にしがみついたかもしれない。



でも、私は静かに彼の話を聞いてた。
同意するでもなく、批判するでもなく。

時折微笑んで。



「でも、もう決めたんでしょう?
  私はあなたの決めた事に沿うだけだよ」

と。


だって、どんなに私を愛してるかは言ってくれるけど
最後の「やりなおそう」は言ってくれないから。。



寒くなって喫茶店に移っても。
うなだれたり、考え込んだりする彼をよそ目に。

私は黙って、時折話すだけ。


そんな自分の行動にもちょっとびっくりしてけれど。



G君の時みたいに、取り乱すことはないんだと思うと。。
やっぱりあの人はすごいな~って思う。
悔しいけど。




でも、二人のことを真剣に考える彼を見ていたら。
ああ、私が思っていたよりも私を想ってくれていたんだなって感じた。


涙目になる彼に。




「もう、いいよ。もうおしまいにしましょう。」


と、優しく微笑むことが出来たのは・・・




それは。。(秘密へ)

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